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勝手にしやがれHeyしすたー

勝手にしやがれHeyしすたー

一色まことさんは今??


   「ピアノの森」第9巻の最後。

   「第10巻につづく」

   で? で? いつ出るんですかああああああ!!!!
   のおおおおおお!!!!



一色まことさんは今??




   つうか、いつ再開するんだろう??

   なんか連載してた「アッパーズ」だったかな?が、休刊になるらしいし、
   ひいいいいいんそんなああ!! こんなところで「つづく」なんて、気になって
   気になってしょーがないじゃないですかああ!!! えーんえーん。

    私もこう、調べたりしないんで分からないんですが、一色さんは、他で特に
   描いてたりもしてないよねえ。
   病気(腰痛?)で、休載している、という話だと思うんですが。

   ああーー一日も早くお元気になって、元気なマンガを、再び描いていただきたい
   と、切に!切に願っております。


   一色さんのマンガを、初めて読んだのは、いつか日記に書いたとおり、大学の頃
   (つまり10年以上前だ)、たまたま、何となく本屋で手に取った「出直しといで」

   一冊づつ買ってたら、続きが気になって、夜中に買いに走ったり。
   (24時間営業だった・・・)
   これに出て来る、土屋くんが、すごくいいんだよねえ。

   ぽやーんとしてるようで、鈍感なようで、それでいて鋭いところはなにげに
   (この、なにげに、が大事である)鋭く、素で赤くなる、純朴な少年である。

   ヒロイン茜ちゃんを、ひたすら一途に想い続け・・・、いやー中盤、彼の想いが
   叶った時は、思わず、万歳三唱の私だったよ。


   もちろん土屋くんだけでなく、他の多彩なキャラクターも、「出直しといで」
   (いや、他の一色作品もそうなんだけど)の、最大の魅力。

   仁子さん、山田くんに大福ちゃん・・・。

   みんな頑張っている。鼻水たらして頑張っている。
   応援せずにはいられないのだー!!


   ちゃりこが産まれた辺りから、怒涛のばたばた生活で、いつの間にか全然マンガ
   読んでなかったけど、そんな私が、再び手にした、一色マンガが、「ハッスル」

   これが!これが!これがああああああああああ!!!!!

   私が全然分からない、女子プロのお話なんだけど、なぜにこんなに盛り上がるうう???

   とにかく山吹さんだよ。なんであんなかっこいいんだ??
   そして彼女に、かなーり屈折した思いを持つ藤村姐さん。
   徹底した悪者キャラで、どこどこどこまでも憎らしいいいいんだが、それと同じ
   くらい強烈な美しさを放ってるのは、一体全体なーぜーなーんだああああ!!!

   またこの二人の関係というのが、虫唾が走る・・・じゃなくて、なんて言ったら
   いいのか??
   クライマックスの試合は、本とに背中にぞくぞく来ちゃう。

   加えて、頑張る山吹組の面々を見ていて、いやーマンガ読んでて、泣くって
   あんまりないけど、悲しいとかじゃなく、興奮しすぎて、涙腺熱くなるのさ。
   もーーこれには、やられました。

   「花田少年史」は、また毛色の変わった楽しいお話・・・と思いきや、あうー
   やはり、クリスマスのグローブのお話に、号泣させられる、わたくし・・・。


   ああでも、とにかくとにかく「ピアノの森」だよう。
   うちのぱあこもはまってるという・・・。

   主人公カイくんと、雨宮くん。
   彼ら二人、それぞれかなり魅力的ですが、ああそれよりも、この二人の関係さ!!!

   うっっもうやられたー。

   所謂天才であるカイくんに対して、ある意味、天才ではありながら、究極の秀才
   と言おうか・・・の雨宮くん。

   うーん、書き出すと、ねたバレになっちゃいそうだけど、な、なるべく
   さらっと書くとね(本とか?)、雨宮くんは、お父さんがピアニストであり、
   小さい頃から、最高の教育を受け、毎日毎日、血の滲むような努力をし続けて
   きた・・・。

    もちろん彼だって、お父さんの才能を受け継いでるし、十分天才と言っても
   いい。けれど、対するカイくんは、小さい頃から森のピアノ、文字通り、
   森に捨て去られたピアノを、おもちゃにして育った。

    カイくんは、誰に教わることもなく、否、森のピアノが先生だったのだ。
   ある理由があって、普通の弾き方では音の出ない、普通の人では音が出せない
   特別なピアノが先生。


   普通、みんな、今の自分を超えよう、と思ったりして努力する。と思う。
   「頑張ろう」と言い聞かせて、もがいて努力する。

   でもカイくんというキャラクターにとって、努力する=生きること、である
   ような気がする。
   それくらい自然。
   彼は、驚くほど自然に、血の滲むような努力をしている。

   たぶん今も。(笑)

   読んでれば、だから、(十分な天才といっても)雨宮くんの方が、感情移入
   しやすいと思う。(とりあえず私は)
   雨宮くんも、読んでる私も、カイくんに猛烈な嫉妬を感じ、それと同じくらい
   どうしようもなく大きな憧れを持つ。


    ああーーこういう関係が描けるというのが、本当に羨ましい。


   でも彼ら二人の、本当の意味での対決っていうのは、これから。
   雨宮くんは、カイくんへの嫉妬で、自分自身が停滞し、止まったまま。
   これを超えた彼は、一体どんな男となるのか?
   そうなって、カイくんと闘ったらどうなるのか?
   あおーーーん!!! 一日でも早い、再開を切望!!

   アッパーズ休刊になっても、何とか別のところで、続きを描いていただきたいです。



   (04・07・25)


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